障子紙の種類は強度やデザインで選ぼう

障子紙の種類は強度やデザインで選ぼう

障子紙の種類は強度やデザインで選ぼう
障子紙は、使用状況や好みに合わせて自由に貼り替えることができます。デザインにこだわればお部屋の雰囲気がガラッと変わり、お部屋の模様替えにも役立ちますよ。小さい子どもやペットがいて心配な方は、強度に優れた障子紙を選ぶという方法もあります。今回は、障子紙の種類やデザイン、DIY方法などについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

障子とは

障子とは、桟と組子に紙が貼り付けられたもので、現代でも和室や仕切り戸として使われています。古くから親しまれて時代と共に進化している障子は、日本人ならなじみ深いのではないでしょうか。一般的な障子のほか、下半分がガラスになった雪見障子、ガラスの前に可動式の小障子が付いた猫間障子など、種類も豊富。使用環境に合わせてさまざまなデザインを楽しめます。

障子は何のためにある?

和室や部屋の仕切りとして良く使われている障子は、目隠し効果だけでなく、和紙が使われることで採光性にも優れているのが特徴的。そのため、昼間は障子を閉めていても薄暗くならず、程よい明かりを取り入れることができます。また、吸湿性や通気性が高いことから、高温多湿の日本でも心地良い環境を保ってくれるでしょう。

障子紙の種類

障子紙の種類は、手漉き和紙、機械漉き和紙、プラスチック障子紙と大きく分けて3種類あります。現代では大量生産が可能な機械漉き和紙が多くなっていますが、人の手によって丁寧に作られた手漉き和紙も人気。また、プラスチック障子紙は破れにくく手軽に取り入れやすくなっています。強度や手触り、風合いなど、障子紙に求めるものは人それぞれ。自分に合った障子紙を見つけましょう。

伝統的な手漉き和紙

手漉き和紙の原料として良く使われている、楮などの天然素材を原料に作られています。伝統的な手作業で一つ一つ丁寧に漉かれた和紙は、独特な風合いと強靭さが特徴的。また、日焼けによる変色もおこりづらく、見た目と品質ともに高級品といえるでしょう。値段は少し高価になりますが、本物にこだわりたい方にはおすすめです。

リーズナブルな機械漉き和紙

一つ一つ手作業で作られる手漉き和紙と違い、機械漉き和紙はいくつかの機械を使うオートメーション方式で作られます。一度に大量の和紙を生産できるため、製造にかける時間や手間も抑えることが可能。楮や他の原料を混ぜて作ることが多く、手漉き和紙に比べると強度は下がりますが、安いので手に入れやすいというメリットがあります。

破れにくいプラスチック障子紙

一般的な障子紙をプラスチックで挟んでいるため、見た目は障子紙のまま、プラスチック素材ならではの丈夫さを実感できます。障子を取り入れたいけどペットや子どもがいて不安…そんな方にもぴったり。破れにくく手入れも簡単なので、手軽に取り入れられますよ。張り替えの際にはノリではなく、専用の両面テープを使います。

おしゃれな障子紙

障子紙といえば真っ白な和紙が使われることが一般的でしたが、近年では和柄があしらわれたものや色付きのものなど、デザイン性も高まり選択肢が広まってきました。メーカーによってデザインはさまざまですが、和柄の王道でもある雲竜柄や、桜などの草花をモチーフとした柄などが多いでしょう。また、障子紙全体に色付けされたカラー紙などもあります。

さりげない雲竜柄

雲竜柄とは、さまざまな形状の線が雲のようにあしらわれているのが特徴的です。障子紙に繊維を入れることにより、動きのある独特な模様があらわれ、無地の障子紙にはない深みのある雰囲気を楽しめるでしょう。雲竜柄は、古くから包装紙などにも使われる伝統的な模様です。無地では物足りない時や、和の雰囲気を高めたい時に取り入れるのがおすすめです。

草花のモチーフやカラーのある障子紙も

桜やリーフ柄など、草花をモチーフとした柄があしらわれた障子紙もあります。特に桜などの花柄は和紙との相性も抜群。日本の住宅にもなじみ、お部屋が一気に華やかな雰囲気になりますよ。最近では障子紙全体に色付けされたカラー紙もあります。カラー展開も豊富なので、お部屋のテイストに合わせて色を組み合わせると良いでしょう。

使用環境に合わせて障子紙を選ぼう

出入りの多い部屋や仕切り戸として障子を使用している場合、ふとした瞬間に穴を空けてしまったことはないでしょうか。一度穴が空くと、どんどん広がってしまいます。特に小さい子どもやペットがいる場合は神経質になってしまいますよね。扱いが心配な場所には強度の強い障子紙を使用するのがおすすめです。

小さい子供やペットがいるなら強度がある障子紙

障子紙の強度にこだわるなら、和紙に比べて頑丈な不織布ベースの障子紙や、プラスチック障子紙などを選ぶと良いでしょう。どちらとも手入れがしやすく、簡単に破れにくいため、小さい子どもやペットのいる家庭でも安心して使えますよ。プラスチック障子紙は、和紙をプラスチックでサンドしているので見た目は障子紙そのもの。不織布タイプでも、和紙風デザインのものを選べば見た目と強度どちらも満足できるでしょう。

障子紙の張り替えにチャレンジするのもあり!

和室などに設置されることが多い障子はどうしても和のイメージが強いですが、障子紙の色やデザインによって雰囲気を一新することができます。お部屋のイメージに合わせて洋風や和モダンな雰囲気に変えたい…そんな方は、ぜひ張り替えに挑戦してみてください。専用両面テープや釘、ノリなどを用いて張り替えることができます。

障子紙以外を貼り、雰囲気を変える

障子=障子紙というイメージが強いですが、意外と身近なもので代用でき、障子の雰囲気をガラッと変えることができます。代表的なもので言えば、布や和紙、クロスやリメイクシートなどがあげられます。どれも手芸店や100円ショップなどで簡単に手に入るものばかりなので、真っ白な障子紙に飽きてしまった方は思い切って張り替えてみると良いでしょう。お部屋の雰囲気が変わって模様替えにもなりますよ。

DIYでリメイク

障子紙以外のものでDIYする場合、布やウォールステッカー、カラフルな和紙などが人気。布やウォールステッカーは障子紙よりもデザインの幅が広く、洋風にアレンジしたい時に活躍するでしょう。カラフルな和紙は、程よい透け感でステンドグラスのように幻想的な雰囲気が楽しめます。色を揃えて貼り付けても良いですし、ランダムにするのもおしゃれですよ。100円ショップなどでも購入できます。

クロスやリメイクシートを貼る

DIYに人気のリメイクシートやクロスを活用するという手もあります。リメイクシートは、壁や家具などの上から貼り付け、簡単に模様替えできる人気商品。お部屋になじみやすい木目調からレンガ、大理石や柄物まで幅広いデザインが選べるため、障子の雰囲気も変えやすいでしょう。クロスは、程よい透け感のあるテーブルクロスなどがおすすめ。ビニール素材のものなら強度も高く、子供やペットのいる家庭でも安心して使えるでしょう。

障子の張り替えにかかる費用は?

障子を張り替える際、自分で行う場合と業者に依頼する場合で費用は変わってきます。自分で行う場合は必要な材料だけを揃えれば良いため、費用は安くなります。十分なスペースや体力が必要となりますが、DIY慣れしている方は自分で行った方が安上がりでしょう。しかし、カッターなどを使うのでケガには注意が必要です。手間や時間をかけたくない方は、業者に依頼するのがおすすめです。費用は少し高くなりますが、確実に仕上げてくれますよ。

自分で張り替える

自分で障子を張り替える際の費用相場は、1,000~5,000円ほど。新しい障子紙は、紙の種類にもよりますが、大体1,000~3,000円ほどで手に入ります。また、障子紙用のノリやはがし剤などは500円前後で購入できるでしょう。その他にもヘラやカッター、定規などが必要になりますが、家にある場合はそれを使ってもOKです。

業者に依頼する

業者に依頼する場合、大体相場は3,000~8,000円ほど。普通紙や手漉き和紙、プラスチック障子紙など、紙のランクや質、強度によって値段は変わってきます。また、障子全体のサイズが大きいと値段が高くなることもあるので、何社か料金比較を行ったうえで決めると良いでしょう。

まとめ

障子紙は、使用状況やお部屋の雰囲気に合わせて、さまざまな種類から選ぶことができます。破けにくい強度タイプもあれば、草花をモチーフとした可愛らしい障子紙もあります。DIYに挑戦したい方は、シートやクロスなどを使って自分好みにリメイクするのもおすすめです。自分好みの障子に変えて模様替えを楽しみましょう。
タタミズキ

『畳・襖・障子の専門店タタミズキ』はこちら

  • 網戸
  • 暮らし
  • 障子
  • 全国の畳店